PEST分析に見る2020年

根拠はないけど、フレームワークで世の中を見てみた。

P Politics
・日米摩擦が緩和方向に。
 その中で、日本が中国・習近平国賓扱いで来日しようとする動きあり
 これが実現すると日本のアメリカとの同盟具合に亀裂が入りかねず
 国自体の立ち位置が難しい舵取りを迫られる感じに。
・次期首相争い勃発するかも!?
 河野さんか、石破さんか、岸田さんか・・・

E Economics
・1人あたりのGDPは下落傾向。(少子高齢化だから当たり前ですが・・・)
 総GDPでは健闘するも、労働環境は人材不足がより深刻になって生産性向上を
 求められるように。。。
・オリンピックは雰囲気的に盛り上がったとしても景気の向上にはつながらない。
 唯一観光業くらいかなと。(実感もないし)
・至るところで人材不足が叫ばれるようになってサービスを当たり前に受けられない時代に。
 (コンビニの時短営業なんかがそれ)
 サービスの水準を維持するためには、自動化・機械化・無人化などの人が介在しないソリューション
 が本格的に普及するきざしが見えるかも。

S Social
・(テレビ的に)『マス』のサイズがどんどん小さく、どんどん細かくなる年に。
 好むと好まざるに関わらず”コミュニティ”の帰属感やそこでの体験が
 一体感や盛り上がりをより一層重視する方向へ。そしてその媒介役はやっぱりインターネットが中心に。
・環境問題は昨今の気象状況もあり、よりひどくなっていくものと想定。
 セキュリティの「ゼロトラスト」ではないけど、災害が起こる前提の暮らしだとか
 災害が起こった際の最適化がより議論されそう。
・所得の格差が世界的にも、国内でもより一層深まりそうな1年に。このあたりは
 政情混乱やデモといった形で表出していきそう。


T Technologies
・全体
 国策として大きなビジョンがなく、イノベーション周りは昨年とあまり変わらず。
 少し動きが見えているものとしたら以下のものくらい。
 AI→産業として振興させたい意欲はあるものの、予算規模が他国に比べて少なすぎ
 5G→インフラ整備を早めるようにとはしているけどもユースケースが見当たらず・・・
・XR
iOS(約9億台)のARkit、Android(1億5千万台)のARcoreと普及のベースが整ってきた。
2019年も相当数の事例が出てきたけど、2020年はそれ以上に盛り上がりそう。
特にARはノンコーディングで利用出来るソリューション(Spark Studioなど)
が充実するなどスマホの延長上で出来る事がさらに増えそうな一年に。
VRはもうちょっと成熟が必要そうな感じ。特にデバイス
HMDの重さや利用時間、ハンドトラッキングなどが2020年はより成熟していきそう。
成熟していくまでの間はエンタメ系での事例が充実していく1年。特にvTuberあたり
そして、Oculus率いるFacebook Horizonの動きは見逃せない。
・AI
 いよいよ実装フェーズの予感。まずは簡単に予測しやすいML系が先か。
 せっせと実装を行なっているうちに世界は量子コンピュータの世界へ。
 現状、Google,IBMとかが目立っている所にAmazonやMSとかがどのように食い込んでくるか。
・5G
 ブロードバンド先進国だった国として総務省が携帯各社の進捗状況を聞き取りするなど
 整備を急がせている模様。
 中東などではローカル5Gが。韓国や中国では商用の5Gのエリア展開が本格化。
 これに伴ってユースケースの調査も世界に目を向けていると一早い情報が得られそう。