LoRaWANことはじめ
ひょんな事からLPWA界隈で仕事をすることになった。これから始めるって人の情報収集のお役に立てればって感じで記事にしたためてみたいと思う。
当方のスペックは以下
では、早速本題に
■LoRaWANって
- LPWA(Low Power Wide Area Network)と呼ばれるの1つ。省電力広域で通信が出来るって事
- 他にSIGFOX,NB-IoT等が有名
- LoRa …"Lo"ng "Ra"nge WANに由来
- 免許不要の電波帯(920MHz)を利用できる。
- 構築した仕組みをサービスとして(有償で)提供する場合は電気通信事業法に基づいた届出が必要。
- LPWA回線全体の3%くらいがLoRaになると言われている。
- IoTプラットフォーマー SORACOMがサポートしている
現在は勃興状態。ソフトバンク等も表明。KDDIなんかは手っ取り早くSOERACOM採用等々の動きあり。 - 数キロ電波が飛ぶ(地理的条件によってまちまち)
■LoRaWANの構成(SORACOMの場合)
- デバイス(子機)
得たいデータを送信する機械 - ゲートウェイ(親機)
子機から得られたデータをクラウドやIoT用のプラットフォームに送信する機械 - ネットワークサーバ
ゲートウェイをコントロールする機能を持つ(ここではSORACOM) - プラットフォーム
データをため込んだり、リアルタイムで分析したり、他のクラウドへ転送したり様々な機能を持つ(ここではSORACOM)
■LoRaデバイスの特徴
- 1回送信すると次の送信するのに最低4.4秒間は間をあけなければならない
- 電池で長持ちする(データの送信間隔が長い為。ex)1回/日)
- 送信できるパケットサイズは11byte
- TCP/IPと違って再送信はない(UDPに近い)
- デバイスがあまり豊富でない。(こちらも勃興期)採用する際は技適の確認要
初回はこんな所で。
次回以降デバイス関連とか通信プラットフォームサービスの所について触れていきたい。